若い頃、自分の考えたデザインを立て続けに褒めてもらえた時期がありました。ただ、喜んでいたのも束の間で、ある人からの一言であらためて自分のやり方を見つめ直すことに…。「いつも芯をハズしてくるよね?」その時は、自らハズしている感覚がなかっただけ…
私は身近な人たちは、結構な割合でiPhone5Sという型のスマホを使っています。古くなっても使い続けている人もいれば、似たデザインのSEというタイプを併用している人も。理由は、単純にそのデザインが好きだからです。 最近新しくなったiPadでは、縁のデザイ…
試食コーナーでの店員さんのやりとり。タッパーに入った試食用のお菓子をお客さんに差し出したところ、「これ、みんな手で取ってるんですか?」と衛生面を不安視する声が挙がりました。お客さんが去った後、「そんなこと気にするなら、食べなきゃいいのに…」…
一流のアマチュアもいれば、三流のプロもいる。分野によって違いはありますが、基本的にはプロかどうかは、対価をもらっているかどうか。またはプロ活動を維持できるサポートをしてもらっているかどうかです。私たちの周りにはいろんなプロがいます。 私も歳…
全てを見ないで判断することがあります。パッと見て、自分の知っている言葉と似た形、似た雰囲気なら、知っているソレとして判断。赤い正方形に白い字で何か書いてあったらそれはユニクロだし、青い背景に黄色い文字が入っていたらそれはIKEAです。 ロゴマー…
インテリアのコーディネートで、ある時期によく一緒にお仕事をさせていただいた運送会社の偉い方から面白い話を聞きました。それは、その運送会社のトラックが紫色である理由。私は答えを聞く前に、考えられる理由をいろいろぶつけてみましたが、どれも正解…
デザイナーの山中俊治さんのツイッターで、「目に付く短所は、そのモノの長所と密接に関係している。…」という興味深い内容がありました。目に付く短所を削ることは、同時にそこにあった長所も削ってしまうという話です。 以前、学生の作品とプロの作品の違…
例えば、女性に向けた商品やサービスのロゴを考える。すると、女性が好むのはこんな感じ♪と、自身のイメージをもとに考えはじめます。角張っていないデザイン、丸みを帯びたデザイン、線の細いデザイン…。でも少し調べてみると、女性に向けたそういったデザ…
お笑い芸人のさまぁ~ず三村さんが、以前ラジオで話していた話です。「売れている先輩が売れていない後輩を表舞台に上げてあげるのはちがうと思う。上がってきた人と一緒にやるのは良いけど、上げてあげるはダメ。そこでやる力の無い状態であげるのは、その…
前後に子どもを乗せるタイプの自転車。最近は重心の低いデザインなど、いろいろなタイプの自転車がありますが、先日、前の子どもを乗せるシートがパタッと前傾している自転車を見かけました。圧迫感のあるシートが邪魔にならず、お父さんが1人で快適そうに…
よくある金物のまるい灰皿。タバコを置く凹みが3つ入っています。でも、これは3人用ではなく、使いやすいように考えられた設計。凹みが1つだけの灰皿をパッと置いたときに、凹みが向こう側を向いていたら180度回転させなければいけませんが、均等に3つ入…
「どうしてデザイン系の学校なのに通常科目の試験があるのか?」と質問されました。勉強ができたとしても、関わりが少ないというのがその人の考えでしたが、私は必要だと答えました。今だから言えるのかもしれませんが、学校の勉強は社会に出ても役に立ちま…
ご飯を炊くとき、我が家ではだいたい一回に二合なんですが、たまに自分だけのときには一合で炊いています。ただ、二合研ぐときと比べてとても研ぎにくく時間がかかります。米同士が接触が少ないからです。逆に三合のときは米が接する数が多い分研ぎやすい。…
電車の向かい側の席にバイオリンのケースを持った学生さんぽい人が座っていました。ガラガラの車内だったんですが、その学生がおもむろにそのケースを開けようとしたので、どんなバイオリンか気になって目線をやると、そのケースに入っていたのは、ノートと…