デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

狭いところに挑戦したい?

 

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 中学生の頃、自転車をいかに薄くするかというバカバカしい流行りがありました。ハンドルを曲げてカゴも外して…。そして、薄くなった自転車でやったのは、電柱と塀の隙間を通ること。ただただ狭いところを通るだけで、変な達成感があったんです。狭いから挑戦したい…。

 

中国で子供がいろんな隙間にはさまるニュースを観ても何となく共感できるのは、自分も似たようなことをやった経験があるからでしょうか…(笑)。空間的に狭いことに限らず、合格率の低い難しい資格を取ってみたくなったり、限定商品に惹かれるのもきっと似ていて、狭き門に挑戦したくなる感覚を誰しも持っているような気がします。もし、相手に挑戦してもらいたいことがあったら、間口を広げるよりも、狭くした方がやってみたい気持ちになるかもしれません。