自分が育ててる感覚？

「成熟した会社や個人、商品やサービスは、応援されにくい。」…何で読んだか忘れてしまいましたが、成長しきった感じのある対象は、これ以上成長しないのだから応援しがいがないと思ってしまうそうです。応援する人は、自分が育てている感覚もありますからね。その記事には「未熟で発展途上なら、応援されやすい。」とも書いてありました。

私の好きな指南役さんの著書『「朝ドラ」一人勝ちの法則』では、NHKの朝の連ドラが支持される理由の１つとして、ヒロインに新人女優を起用する点に触れていました。まだあまり知られていない演技にも不慣れな女の子が、話が進むにつれてだんだん上手くなっていくところが親心をくすぐるので、視聴者は応援したくなるわけです。自分も含め、周囲を見ていると、「応援してもらうのが下手だなぁ」と感じます。まだまだ未熟なのに、変に成熟した感じを出しているから、まわりは応援したいと思わない。応援されている。応援されていない。その差がいかに大きいかを分かっているのに、応援されない方を選んでいるかもしれません。