デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

反応があると過激になっていく?

 

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 バラエティ番組の罰ゲームやグラビアアイドルの写真について、反応が良いと制作はそれに味をしめてどんどん過激にしていく傾向があるという記事を読みました。SNSなども同様。良い反応があると、もっと!もっと!とそれを過激にしていくそうです。

 

たまにブログやツイッターを読んでいると、読んだことのある人の言葉が、以前よりも強い表現に変わっていたりします。煽るようなワードや、あえて他人の心を逆なでするような表現、対象の人がドキッとするような言い方…。確かにどれもそうしただけの反応があります。でも、以前のその人の印象は面影もなく、別人のようでどこか悲しい。反応がなくなるのが怖いのは、とてもよく分かります。常にセールを行なっているようなお店では、同じようなセールをやってもきっとお客さんは来ない…。だからと言って、それを過激にしていくばかりではどこかで息切れしますし、伝えたい人に伝えようとしていたことが、いつの間にか「誰でもいいから多くの人に…」へ変わっていることも…。私も気をつけたい。