デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

通行止めでもイライラしない?

 

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 たまに利用する駅があって、先日もその駅を利用しようと最短ルートで向かっていると、途中で歩道が通行止めになっていました。朝で若干急いでいたこともあって、はじめは少しイラっとしてしまいましたが、その看板をよく見てその苛立ちはすぐに治りました。利用者への配慮がされていたからです。

 

お詫びの文言の後に、手描きの地図。そこには、単なる迂回ルートだけではなく、その道を使っているであろう人たちに向けたものでした。「このエリアにお住いの方は、駅までこの道が便利です。」「自転車やベビーカーをご利用の方は、この道でしたら駅まで階段を使わずに行けます。」そして、最後には「この工事でこんなことが便利になります。」と、工事後に便利になる点まで丁寧に書かれていました。素晴らしい。いろんな場所で工事が行われていますが、きっと誰も工事自体に不満を持っているわけではありません。不満を持っているのは配慮の無さや姿勢なのではないでしょうか。

 

 

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