デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

私が好きなら誰かも好き?

 

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 相手が好むモノを考える。それが、自分が好きではないモノの場合、相手にフィットしづらい。一方で、相手が好むか分からなくても、自分が好きなモノを考える場合、それは誰かにフィットすることが多い。あくまで私の経験上の話です。

 

その仕事を好きではない人よりも、その仕事を好きな人が取り組んだ方がいいとよく言われます。それは、その方が相手に届くから。「私は好まないけど、きっとこういうモノを好むんでしょ」というスタンスでは、提供するモノにどこかその空気がまとわりついていたりします。例えば、映画を勧めるとき。「あの映画、面白いらしいよ!」より、「あの映画、面白かったよ!」。もちろん好きだからといって伝わらない場合もありますが、自分が好きなモノというだけで、必ず誰かの心に響きます。もし、自分が好きではないモノを誰かに伝えているとしたら、少し好きになるだけで伝わり方が大きく変わるかもしれません。

 

 

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