デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

イメージで訴求するとき?

 

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 商品やサービスを宣伝する時に、その内容ではなくイメージで訴求することがあります。どうして商品自体をアピールしないのか?なんて疑問を持つ人もいますが、それは競合他社と大きく差別化できない商品やサービスだから。また、そのブランドの空気感が購買に影響するからです。家電メーカーは商品で訴求しますが、携帯会社はイメージで訴求する。そんな感じです。

 

街中を歩いていると、たまにそれが逆転している広告を見かけます。せっかく競合のいない独自性の強い商品を持っているのに、商品よりもイメージで伝えていたり、消費者が他社との違いを理解しづらい商品なのに、商品を前面に押し出していたり…。どちらも効果がないわけではありませんが、もっと効果が出せるはず。もちろん、いずれかに偏りすぎていていもダメなんですが、自社の商品やサービスの立ち位置を把握すれば、より効果的な方法を選択することができるかもしれません。その法則に合わせれば効果が出るとは限りませんし、あえてハズした方がウケる場合もありますが、基本を踏まえてからでも遅くはないと思っています。

 

 

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