応用が利かないとしたら?
あるロゴマークを黒い背景の上に入れようとしたら、そのロゴは白い背景前提のデザインしかなかったため、新たに考えなければいけなくなりました。また別のときには、印刷できる色の数が限られていたのですが、元のロゴマークはグラデーションが使われており、単色の表現を新たに考える必要が出てきました。
モノクロにしたら?使える色が限られていたら?小さくしたら?...と、本来は想定できるあらゆる表示状況を見据えて作るのですが、その想定があまいと、いざ適応できない状況になったときに、ずさんな対応になってしまう場合もあります。本来、意図していない表現になってしまったり、第三者が編集することで元々のデザインが崩れてしまったり…。想定しきれないケースも時にはありますが、ロゴマークに限らず、そのデザインがどんな状況に置かれるか?を考えるのは大事なこと。現状で満たされていたとしても、他にどんな状況があるかをいろいろとシミュレーションしてみてもよいかもしれません。