良い修正とわるい修正?
グラフィックデザインやWebデザインの仕事には修正が付きもので、最初につくったデザインでそのままOKということはほとんどありません。だから、修正を依頼されたらもちろん素直に対応するんですが、その修正には、大きく良い修正とわるい修正の2種類があります。
良い修正。それは、さらに品質を向上させる修正です。「これでも良いんだけど、こうしたらもっと良くなる!」今の状態でOKでも、もっと良くなる方法を模索するような相手だと、こちらも前のめりになって向き合ってしまいます。もう1つのわるい修正は、間違いを正す修正です。「記載する情報が間違っていた」「やっぱりこうしたい!」など、そもそもの部分を行ったり来たりする。お互いに無駄な時間を使って消耗してしまうだけで、あまり生産性がありません。修正に対する文句のように聞こえるかもしれませんが、決してそうではなく、成果をあげる方向に向かいたいだけ。先日、私が過去につくったポスターの内容を変更して新たにつくる依頼があり、依頼通りに対応しましたが、どこかで「もっと良くなるための修正」を待ってしまいました。忙しそうにしている私を気遣ってくれたのだと思いますけどね。