デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

閃いたときほど冷静に?

 

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 その場が盛り上がっていたりすると、何も疑わずに「良いアイデア♪」として進めてしまうことがあります。パッと自分の中で会心のアイデアが閃いたりしたら危険信号。もうそれは「良いアイデア♪」でしかなくなります。私はもろにそのタイプなので、勢いに任せず冷静に判断することを常に心掛けています。

 

ダジャレのネーミングなどは特にその傾向がある印象。(本当に適当な例ですが、)ショッピングモールで子供の見守りサービスをすることになり、そのネーミングを考える。そんなときに、“モール”と“見守り”を掛けて「ミマモール」というネーミングが思い付いたら、きっとそこから抜け出せなくなります。良さそうなアイデアだから。ダメ出しがしづらい内容であればあるほど、そのアイデアは固くなっていきます。フラッシュで思い付いたアイデアもそうですが、メリットがたくさんあるアイデアや、ロジカルな考え方で生み出されたアイデアは、より客観的に冷静に判断するのが難しい印象です。「閃いた!」「行けそう!」と思ったときほど気を引き締める。気になる点を解消するまで進めずに停滞しているのもよくないので、ときには勢いに身を任せてもよいこともありますが、冷静に見つめ直すのも大事なことです。

 

 

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