デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

分かろうとしなくてもいい?

 

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 周囲や世間が「素晴らしい!」と評価する作品を見ても、どこが良いのか分からないときがあります。自分が仕事としているデザインについては少なくても理解できないとと思い、良さを探してみたり、評価されているポイントを咀嚼しようとするのですが、それでも理解しきれないこともあります。

 

「理解しなくてもいい。評価されている作品でも嫌いなら嫌いでいいし、評価されていなくても好きなら好きでいい。」若い頃、誰かが言っていたその言葉を聞いて、気持ちが楽になりました。評価されている作品を前にすると、その良さを理解できないと恥ずかしいという気持ちになったり、どこかで格好つけて分かった風を装ったり、自分の本音の通りに感じ取れないことがあります。でも、それはそれでいいと割り切るようになりました。今はまだ分からないだけかもしれないし、そもそも分からなくてもいいことかもしれない。そのぐらいに考えると、とても自然に物事を見ることができるようになります。本当は分かることでも、余計な考えが働いて分からなくなってしまっているだけかもしれません。

 

 

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