デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

アドリブ力が決め手?

 

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 プレゼンテーション。全て話し終えた後の質疑応答では、予期せぬ質問や細かな指摘、事前に伝えられていなかった条件の追加や少し脱線した話などのやりとりもあります。実は、プレゼンテーションよりもその質疑応答が合否の肝になっているケースが多いという話を聞きました。

 

根底にある力を知りたい。予め準備したことであれば、練習して上手にプレゼンすることができます。質問される内容もシミュレーションしておけば、ある程度は答えられるかもしれません。でも、用意しようのない質問がきたときは、その場で考えて応える力が試されます。審査する側が知りたいのはそこ。「答え」より「応え」といったところでしょうか。私たちが普段、飲食店を利用するときも似ていて、決まっている提供物やサービスよりも、「あのとき、こんな対応をしてくれた!」など、何か困ったときの対応でそのお店を評価したりしています。アドリブ力。それを分かっている会社がプレゼンを任せる人は、プレゼンができる人ではなく、質疑応答に対応できる人(要点を理解して考えることのできる人)です。提案内容がバッチリだからと安心していると、思わぬところでコケてしまうかもしれません。

 

 

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