ここでは不採用?
あるお笑い芸人さんが、テレビ番組の収録で自分たちの魅力を出し切ったところ全てカット。本人たちもそこを求められていないことが分かった上でのアピールだったので仕方がないと諦めていたようですが、そこに居たスタッフの目にとまり、結果的に別の番組で使ってもらえるようになったそうです。
提案が不採用になることや、意図を汲めていないと思われることを恐れて、求められる通りのことを提示するのはわるいことではありません。むしろ、そうしないといけないケースがほとんどだと思います。でも、それで縮こまってしまったり、本来の自分たちの魅力を伝えられないのだとしたら、不採用覚悟で伝えるのも1つの方法。そこで採用される必要がないと考えればいいわけです。仲の良い先輩は、求められていることに必ず自分たちの魅力が活きる提案を加えます。それもきっと同じで、そこで採用されなくても、別の機会で採用される可能性があるからです。自分たちの魅力を出し切る。相手から怒られたり、不穏な空気になってしまうこともあるかと思いますが、自分たちの魅力を見せないと、誰もその魅力に気づきません。