デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

共同作業のチカラ?

 

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 私は何かを企画してカタチにしたり、デザインをするに当たっては、基本的には自分自身で完結させたいと思っています。それは、自分の能力が高いとかではなく、そうしないと一貫性に欠けてしまうと考えているから。つい先日お会いした大先輩のデザイナーさんは、基本的に共同作業はしないとおっしゃっていました。

 

ただ一方で、共同作業のチカラに魅了される機会もちょくちょく経験するようになり、考え方が少し変わってきました。例えば、共同作業とはいっても、主導権を握っているその人だけの意向で進めていることには、その人の頭の中以上のことが起こりません。しかし、いろんな人の意見を検証しながら紆余曲折を経て完成したことには、スタート時には想像もできないようなことが結果的に巻き起こる場合があります。それは、自分1人で完結させたら出来なかったこと。そのプロジェックトで得た経験が参加者たちの急激な成長につながっていく感じです。自分1人でやり続けて学べることはもちろんありますが、共同作業でなければ学べない(得られない)経験がある。今の自分では考えられないことを考えられるようになるためには、共同作業を経験していくことが必須だと思っています。

 

 

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