デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

出した案は全力で推す?

 

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 出した提案を後になって「これあんまり良くないかも…」と思ったことはありませんか?提案をつくったときはバッチリだと思っても、時間を置いて冷静になってみてみると、詰め切れていない点や、少し強引に結びつけたロジックなど、気になるところがいくつも見つかります。そして、そんなふうに思ったままプレゼンをしても、100%上手くはいきません。

 

「自分が良くないと思っているのに、相手が良いと思ってくれるはずがない!」と教えられたことがあります。それは、良くないものを良いものとして伝えろ!ということではなく、良いものだと思って提案しなさい!ということ。もっと言うと、出したからにはそれを全力で推さないと、相手に対して失礼にあたるという意味です。デザインなどの提案に限らず、ショップの店員さんが商品を勧めるときも、誰かにオススメの映画や本を紹介するときも同じ。「でも、そんなに良くないんで…」なんてニュアンスで伝えられたら、自分も試してみようとは思いません。相手を騙しているように捉える人もいますが、嘘をついたりしなければ、声を大にして「これはいいんです!」と伝えて良いと思っています。

 

 

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