デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

結局、美味しい店は無くならない?

 

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 私が利用している自宅の最寄駅の周辺は、お店の入れ替わりが激しく、新しいお店が出来てもなかなか定着しません。宣伝が上手だなぁと思うお店も、オシャレで開放的で入りやすそうなお店も、はじめは好調のように見えますが長続きしません。

 

一方で、ずっと残っているお店に目を向けると、宣伝が上手なわけでも、特別オシャレなわけでもありません。ターゲットにマッチしているわけでもない。飲食店だったら、「料理が美味しくて、お店の人に好感が持てること」それだけ。私は普段、お店の内装や宣伝方法などを考える仕事をしています。だから、それらが意味のないことなんて思っていません。でも、結局は中身であることも事実。一時的な効果は生み出せても、それらを駆使して長期的に繁盛し続けることはとても難しいことです。難しいからこそ楽しいという面もありますが、中身を良くすることをせずに、効果を上げようとすることには少し抵抗があります。

 

 

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