デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

『ベタ』が欲しいとき?

 

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 旅館の朝食。私の場合は、豪華な懐石料理は求めていません。白いごはんと味噌汁、アジと納豆があれば完璧!ベタな朝食が理想です。ましてや、創作料理のような変化球は求めていません。だから、ベタが欲しいときに、きちんとベタが提供できる人は素晴らしいな~といつも感心してしまいます。

 

仕事でごくごく普通にやって欲しくても、手の込んだ対応をしてくれたり、我流のやり方で返してくれることがあります。それはそれでアリなんですが、求めているのは『ベタ』。相手が一般的な挨拶文を作って欲しいと言っていたら、個性的なフォントを使ったり、色を使ったり、イラストを入れたりしません。ちゃんと自分で考えて、できるだけ良いカタチで返そうとする姿勢には好感が持てるのですが、相手がどのラインを求めているのかを察する力が不足していると、せっかく気持ちを込めて作っても、気持ちよく受け取ってもらえないかもしれません。

 

 

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