想像と異なれば記憶に残る?

突然ですが、こちらの関西の駅名『放出』の読み方が分かりますか?(正解は記事下)。利用したことのない駅ですが、私がこの答えを聞いたのは数年前ですが、未だに覚えています。もしかすると、想像もしない答えや結果は、記憶に強く残るのかもしれませんね。
私はこれまでに失敗したことは大抵覚えていますが、成功したことはあまり覚えていません。それは、失敗したことは想像を裏切られたこと、上手くいったことは想像していたことだからだと思っています。だから、逆に誰かの記憶に残したいと思ったら、その人の想像を良い意味で裏切らないといけません。「思っていたとおり素敵なお店だったね♪」では記憶に残らない。「あの店、実際に行くと全然ちがうんだよ」となるような仕掛けが必要です。期待に応えることはもちろん大事なことですが、一方で期待を裏切ることも大事。想像の範囲内のことをやっていても、興味を持ってもらえるのは一瞬だけかもしれません。