
私が仕事を依頼されるとき、大きく分けて2パターンの依頼のされ方があります。1つは、伝わることを重視している人からの依頼。参考資料に手描きでメモをして口頭で説明してくれたりします。もう1つは、伝えることを重視している人からの依頼で、キレイに作られた資料を渡してくれます。
こんなことを言ったら怒られますが、仕事がスピーディーに進むのは前者。私に伝われば手段は何でもいいわけで、口で伝えられることを資料に落とし込むことはしません。だから早い。その人たちは、プレゼンテーション等でもやることは同じで、口で説明できることと、資料で見せることを分けていたりします。伝えることが目的。もちろん、キレイに資料を作ることも、相手に気持ちよく伝わる方法の1つですが、それを作る時間があったら別のことに着手することができます。資料を作って「ヨシッ♪」と思ってしまう人は要注意。伝えることに目を向けてしまっているかもしれません。