デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

何回でも楽しめる?

 

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 志村けんさんが、好きな芸人としてタカアンドトシさんと千鳥さんを挙げていました。理由は、同じネタを何度見ても面白いから。昔の漫才師は必ず十八番ネタを持っていて、お客さんは同じネタと分かっていても見てしまい、毎回爆笑を生んでいたそうです。

 

最近の芸人さんたちの傾向にもあるようですが、私たちは、あれこれ手を変え品を変え飽きられないようにする傾向があります。でもそれは、よく考えたら少しズレているかもしれません。お客さんの気持ちをキャッチし続けていることに変わりはありませんが、結果的に当初のモノは飽きられているからです。遊園地のアトラクションで、乗った直後にまた乗りたくなることがありますが、そのぐらいのモノを追い求めないと本当はいけない。飽きられるのが怖い気持ちは、メンタルの弱い私もありますが、いざ飽きられたときにすぐに別のモノに切り替えられるようでは、いつまで経っても芯まで響くものは作れないかもしれません。

 

 

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