工程を端折る?

これまで、十分な時間とお金、人がいる環境で仕事をしてきたことがほとんどないので、何かの作業をしたり、仕事を進める際は、工程を端折るのが当たり前になっています。やらなければいけない工程はもちろんやりますが、やらなくても大きな支障のないことは端折る。
例えば、内容のチェックを3人で行えば、ミスを防ぐ確率は上がると考える人もいますが、それを2人にしても経験上あまり変わりません。他の人がミスを発見してくれる安心感が、自身のチェック精度を下げることもありますし、2人の場合はどちらかが必ず見つけなければならないプレッシャーから精度が上がるケースもあります。工程を端折ると聞くと、楽をしようとしているように感じるかもしれませんが、限られた環境の中で最大公約数を探してみることのもオススメ。端折ってもし時間が余るようなら、それをもっと有意義に使えるかもしれません。