魅惑のロング缶?
私だけかもしれませんが、缶ジュースのロング缶(缶コーヒーがタテに長くなったサイズ)をつい選んでしまいます。350ml缶よりも量は少ないんですが、妙なお得感があるんですよね。ロング缶の容量は250ml。350ml缶を短くしたサイズも容量は250mlで同じみたいなんですが、なぜか同じように感じません。
先入観や錯覚などで、大きく感じたり多く感じたりするのはよくあることだと思いますが、私の場合はたぶん思い出の影響。子供の頃、家族でよく登山をしました。街中の自販機で売っているジュースは350ml缶。でも、途中の山小屋などにある自販機は250mlのロング缶でした。それがとてもキラキラしていて、同じ味のはずなのにとてつもなく美味しく感じたような気がします。何かを魅力的に見せる方法は世の中にたくさんあると思いますが、その人の思い出とリンクさせる方法もその1つ。魅力を感じて欲しい人が、どんな思い出を持っているのか?を探ってみるのもアリかもしれません。