わるい印象は蓄積?良い印象は更新?
私はモデルルームのインテリアコーディネートを仕事の1つとしてやっています。ある会社の担当の人に出会った当初は「飾り付けをしてくれる人」と呼ばれていました。それが、私が関わった物件が売れるようになると「売れるコーディネートをしてくれる人」になり、直近の仕事で独特な雰囲気の空間をつくったら「独特な雰囲気をつくる人」と紹介されるようになりました。「売れる~」と言われた方がよかったんですが、それよりも独特の空間をつくったことの方が印象に残ったのだと思います。良い印象は更新されていく。
一方で、わるい印象は全て蓄積されていくような気がします。以前、私が先方の希望日に対応できなかったことがありました。そして、また別のタイミングで、家具を配送する業者さんが内装にキズをつけてしまったことがありました。すると、「希望日に対応してくれないし、内装にもキズをつける可能性のある人」になりました。それ以降、一切ミスを犯さなくても、わるい印象は消えず…。良い印象は最新の強い印象で更新されてしまう一方で、わるい印象はどんどん溜まっていくのかもしれません。