デザインのあてな

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減り方で判断する?

 

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 最近、体調を崩してしまい、病院で薬をもらいました。私は少し体調がよくなってくると薬を飲み忘れることが多いんですが、その薬は期間中にきちんと飲みきれました。どうしてだろうと気になって思い出してみると、その薬は減り方を見ればいつの分を飲んだか分かるようになっていたんです。

 

朝昼晩1包ずつ飲む薬。それが3包ずつ繋がっている仕様だったので、1包だけになって残っていたら、朝と昼は飲んだということ。2包残っていたら、朝しか飲んでいないということです。朝から薬を飲みはじめたので、たまたまそのサイクルになっただけですが、その薬が全部繋がっているような薬だったらきっと飲み忘れていたと思います。減り方で判断できる工夫。お店である商品がどれだけ売れたのかを知る方法は、売れた数をカウントする方法もありますが、売り場に残っている数をカウントする方法もあります。増えたり減ったりする数量を把握する方法を考えようとすると、どうしたら正確に数えられるか?といった発想になりがちですが、残りを分かりやすくするといった発想もアリかもしれません。

 

 

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