場違いなキャッチコピー?

とある架空の広告をつくってみることになりました。必要な小物なども揃え、天気や時間帯までタイミングを図って撮影しただけあって、自分なりに出来の良い写真素材を用意できたのですが、そこに考えていたキャッチコピーを合わせたところ、とても場違いな空気が漂ってきました。
キャッチコピー自体は、普段とクオリティーに変わりはありません。ただ、背景の写真のクオリティーは出来がよかった。そのため、その写真が活きるだけのコピーがそこには求められたのではないかと思いました。それなりの写真だったら、きっと用意していたコピーを合わせても何も感じなかったかもしれません。ワンランク上のものと合わせてみる。ランクといった言葉は好きではありませんが、やっぱり自分では撮れないような素晴らしい写真、今まで空間づくりと経験したことのないような場所、一生に一度立てるか立てないかの舞台などに自分を当て込むと、明らかに足りないものがいくつも見えてきます。慣れ親しんだクオリティーの中に居続けることは、自分の中に足りない何かに気付かない可能性があります。