表現の幅の広げ方?

「こんなデザインするんだっけ?」少し前に友人からそう言われたんですが、そのデザインはたしかに数ヶ月前の私だったらやらないデザインでした。最近になって、ある仕事で必要になり身に付けた表現方法だったからです。「表現の幅が少し広がったな♪」と少し嬉しくなりました。
私が実践している表現の幅の広げ方は、自分がやらない表現を実際にやってみること。例えば、自分の好みとは違う表現を1つ選んで、それと同じように作ってみる方法です。手を動かす。その表現を忘れてしまっても、手が覚えているのでいつでも引き出せる感じです。本を読むだけではなくて、その本の内容を他人に伝えることで自分の中に落とし込む方法と似ています。よく言われることですが、重要なのはアウトプット。自分のセンスを磨いたり、考え方を身に付けようとして、いろんなものを見聞きすることは重要ですが、それを自分で実践してみないと、いつでも引き出せる自分の引き出しには入れられないと思っています。何事もやってみて、はじめて消化できる。若い頃、がむしゃらにいろんなものを見てきましたが、そこからもう1つ行動を起こしていないものは残念ながらほとんど覚えていないんですよね。