デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

実際に設置されたらバッチリ?

 

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 パソコンのモニターや紙で見ても魅力を感じなかったデザインでも、いざ立体になると平面では感じられなかった魅力を放つことがあります。先日見かけたデザインも、「このグラフィックはあまり目立たないな…」と思っていましたが、いざ設置されたら他のどれよりも目立っていました。

 

私は、極力模型を作るようにしていますが、それは平面では分からないことが多いからです。CGで作った立体的な絵では分かりません。私は幸か不幸か、もともと立体のデザインを学んでいたこともあって、デザイン対象を立体として考える癖がついています。ポスターを考える時も、平面ではなく、設置場所に貼られた状態で考える感じ。太陽の光が当たるのか?蛍光灯の光が当たるのか?シワができるのか?見る角度は?...などなど。平面だけで判断していると、そこに潜んだ魅力に気付けないことも多いように思います。それがわかりやすいのが、毎年参加している「六本木デザイナーズフラッグ」というアートコンペ。実際の旗になって街灯に飾られると、平面では分からなかった魅力を放ちます。4月21日(日)までの掲出ですが、たくさんの魅力的な作品が六本木の街を彩っていますので、訪れる機会があったらぜひ見てみてください!

 

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