デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

いきなり清書する?

 

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 この前観ていたテレビ番組で、冒頭だけ書かれた文章の後ろの部分を考えるというお題をパネラーに投げかけていました。その時の様子を観察していると、ある人はう~んと考えはじめ、ある人はボードの裏側に下書きをしていて、またある人はいきなり表に答えを書きはじめました。

 

三者三様でおもしろいなと思って観ていたんですが、ふと「自分だったら、いきなり答えを書きはじめるという選択はしていないな…」と。考えてから答えを出す方法しか選んでいなかったことに気付きました。その番組では、一番ユーモアのある答えだったのがいきなり書いた人だったこともあり、じっくり考えずに答えを出すことも、それはそれで魅力があるなと感じました。似ているなと思ったのは、習字。何度も練習してから書く字は整っていてきれいですが、何かチカラがない感じがします。一方で、練習せずに勢いで書いた字は、荒っぽいところはありつつも想いがこもった印象で、強いメッセージがある感じ。私は以前、デザインにチカラが無いと指摘を受けたことがあるんですが、それは考えすぎているからだったのかもしれません。早速、仕事ではないところで一度「いきなり書く」を試してみたいと思います。

 

 

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