デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

合わなくて当たり前?

 

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 自分の価値観や要望にピタリと合う会社なんて存在しないと思っています。ただ、私が以前いた会社は、私に合う会社でした。正確に言うと、合わない会社が合う会社になりました。だから、「私には合わない」という理由で安易に別の会社を選ぼうとするのは、よっぽどひどい会社でない限り、あまりオススメしません。

 

例えば、洋服。はっきり言ってしまえば、ほとんどの人はモデルさんほど似合いません。だから私たちは、合わない洋服を選んでいることになります。それでも、自分に合っていると感じたり、周囲から合っていると言われることもある。それは自分が、その服が似合うように“何かしら”を寄せているからです。合うようにする。自分の意に反することに無理に従うとか、迎合するとかいう意味合いではありませんし、大きく自分を捻じ曲げるわけでもありません。スタイリストに合うものを選んでもらうのも1つの方法で、それが自分の合うものに近い可能性は高いと思いますが、自分で選んだものが合うように自分を変化させる方が定着するイメージもあります。「これも合わない…あれも合わない…」と、合うものに当たるまで探し続けるのも1つですが、合うようにしてみるのも1つの手です。

 

 

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