デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

説明が長いデザインはボツ?

 

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 私はここ数年、デザインの公募コンペティションに積極的に参加しています。若者たちに向けたものもあるので、いい歳をして参加するなんて…と言われることもありますが、仕事とは別にデザイン活動をするのはとても良い勉強になるので、この記事を書いている今も締切目前の課題に取り組んでいます。

 

コンペでは、プレゼンシートを作ることが多いんですが、自身のアイデアやデザインを表現していると当たり前のことにあらためて気付かされます。「ちゃんと分かってもらおうとすると文章が長くなっちゃう…」「あんまり説明する必要ないな♪」プレゼンシートに説明文を入れていると、そのいずれかのパターンになる。言うまでもなく、前者はダメなアイデアで、(自分で言うのもあれですが)後者は良いアイデアです。長々と説明しなければいけないのは、コンセプトが曖昧で、仮に良いアイデアであってもデザインで表現しきれていないということ。優れたデザインは、長い説明が不要だったりします。自分の中で、長い説明が必要になった提案は、案の定ボツだったりするんですよね。端的な説明で済むか?自身のデザインをチェックする際の1つの指標としていかがでしょうか。

 

 

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