デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

好きな答えを持たない?

 

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 発想力。様々な定義がありますが、私は単純に四方八方に発想を向けられることを指すと思っています。それには引き出しの多さや経験などが必要ですが、発想力を高める1つの方法として、私は自分の好む答えを持たないようにしています。私の場合は発想力を求められる機会が多いからです。

 

自分の好む答えがあると、その延長上の発想や、隣近所の似たような発想にしか至りません。視点を変えることができても、自分の好む答えがあるので、そこに戻ってきてしまいます。よいかわるいかは置いておいて、例えばナイトプール。「うわぁ~あれは無いわ…」とパリピと呼ばれる人たちを敬遠する感じだと、その発想ができません。ナイトプールが取り上げられたときの発想力のある人のリアクションは、「なるほどね!」自分が苦手な分野でも、その答えになる理屈をすぐに消化できるわけです。ただそれは、あくまで発想力についての話。誤解のないように言っておきたいのは、自分の好きな答えを磨き上げて昇華させることは素晴らしく、そこに共感する人や求めている人はたくさんいるということ。発想力を高めることが必ずしも必要とは限りません。

 

 

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