デザインのあてな

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“嫌いじゃない”という選び方?

 

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 たくさんの中から何かを選ぶということは、それが好みだから選んでいると考えるのが自然ではありますが、そうとも限りません。好きなものがないけど選ぶこともある。消去法で選んだ経験が結構多いのではないでしょうか。

 

昔ほど観るのが当たり前ではなくなりましたが、例えばテレビ。どのチャンネルもおもしろい番組がやってなくて、その中で一番ましなチャンネルにとりあえず合わせておいたりしますよね。先日、実家で父が珍しくお笑い芸人さんがMCの番組を観ていたので、珍しいね?と観ている理由を聞いてみると、「この人たちはうるさくないし、番組を邪魔しないから…」と言ってました。要は、好きでもないけど嫌いでもないから選んでいるわけです。変にネガティブに捉える必要は全くありませんが、「自分たちが選ばれた=好まれた」とだけ考えてしまうと、相手とズレたコミニュケーションを取り続けてしまいます。純粋に好んで選んでくれている人もいれば、好みでないのに選んでくれる人もいる。そう考えると、選ぶコミニュケーションの方法も少し変わってきます。

 

 

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