“あなたのため”が心地わるい?

最近接した人で、この人は気持ちいいな♪と思った人がいます。「私はこうしたい!」とはっきり言う人で、何をやるにしても自分の意思として相手に伝えます。「私の意思じゃないけど…」とか「あなたのためにこう考えた」とは言わないし、相手にもそう感じ取らせません。
会社で同僚とランチ。「今日は何が食べたい気分?」「さっぱり系かなぁ」「じゃあ蕎麦にしようか?(あなたに合わせて)」自分が食べたいわけではなく、相手が食べたいものに私が合わせた。としてしまうわけです。「それなら蕎麦が食べたい!」と言ってくれた方が、なんだか気持ちがいい。相手のことを考えた言動は言うまでもなく大事なことだし、そういった相手を思いやる優しい気持ちを持つ人は好きです。でも時に、あなた自身はどう考えているの?と追求したくなってしまうこともあります。相手に誤解されてしまうこともあれば、仕事をするパートナーとして信用してもらえなくなることもある。状況に応じて、自分の意思をちゃんと伝えることも重要です。つい使ってしまいがちな「あなたのために私はこうします」を「私はこうしたい!」に変えてみてはいかがでしょう。