デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

分かっているのにやらないの?

 

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「今の市場はこうなってて、ここを狙えば売れるようになってるんだよ~」「まぁ、こうすればお客さんの購入率は簡単に上がりますね~」その道の詳しい人と話をすると、よくそんなふうに指南をしてもらうことがあります。確かになぁと素直に受け取る反面、その話をしている本人の仕事はそれほど上手くいっていなかったりして矛盾を感じることも。

 

ストレートに言うと、「それなら、その通りにやったら儲かるんじゃないの?」とツッコミたくなるわけです。市場の動向も読めていて、売れる仕組みも理解していて、その手段も分かっているなら、それを実行するだけ。いじわるというか、単純にそこが引っかかってたまに質問してみると、これはうちの業種では当てはまらない、これを実行する条件としてある程度の企業規模と認知が…なんていう追加の話がポロポロと出てきます。そして、結局それは特定の条件下でしかできない方法だったりする。もちろん相手は親切で話してくれているので有難い話ではあるんですが、自分は何でも分かっているような振る舞いをすると、かえって信用を失ってしまうこともあるのではないかと思うことがあります。

 

 

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