デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

いったり来たりさせる?

 

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 だいぶ前のブログでも書いたような気がしますが、あらためて自分に言い聞かせる意味で残しておきます。「感覚的な思考と論理的思考を同時に行っても、自分で都合の良いように処理してしまうだけで、それは詰めて考えていることにはならない」

 

例えば、かわいいポスターをつくる。極端ですが、同時にやってしまう場合は「自分が描いたイラストはどちらかと言えばかわいいし、世の中はこういうタッチのイラストをかわいいと思っているから、これでOK。」といった感じです。世の中の傾向を自分の感覚に寄せているわけです。だからもしそのポスターを作るとしたら、とにかく自分がかわいいと思うものをつくってみて、その後にそれが世の中の“かわいい”の定義に当てはまっているか?を検証する。もしくは、“かわいい”を徹底的に調べあげて客観的に整理し、その後に自分の主観で整理する。「詰めて考えること=このやり方」ではありませんが、通常であればいろんな人がチェックして完成していく工程を同じように一人でやって完結させるとしたら、感覚と論理、右脳と左脳を行ったり来たりさせるやり方がオススメ。自分の感覚でつくったものを自分でダメ出しできるようになったら成功です。

 

 

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