認めざるを得ない？

「あの人はいつも私の意見を受け入れない」「私の提案を良いと言ってくれたことがない」そう不満を持っていた20代前半の頃、別の人から「だって良くないもんは良くないから」とズバリ言われました。それが本当に良い提案だったら、どんな人だって良いと言うという話です。

例えば会社で、明らかにスタッフの意見の方が良いのに、上司はそれを認めずにいつも自分の意見を押し付けてくるとします。上司はある意味で嫌われ役でもありますが、同時にチームを機能させる上ではスタッフからの信頼がないといけません。誰もがスタッフAさんの意見が素晴らしいと思っていて、それを却下するようなことが続けば、スタッフからの支持もなくなっていく。だから、本当に良いときは良いと言います。あくまで私の経験上の話ですが、周囲から支持されている人や結果をしっかり求めるような人は、必ず良いと言う。どんなに自分が煙たがられるような存在だったとしても同じです。それでも、却下されたり良くないと言われるのは、単純に良くないから。くそ～と思うことはしょっちゅうありましたが、それは自分の力量の問題だとだいぶ経ってから気付きました。