デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

1回目は新鮮で前向き?

 

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 今日はAさんにデザインの提案をする。そんなとき、私はこんなことを考えてしまいます。「私と同じように提案をする人は他にもいる。Aさんは、こういった相手をするのが10回目かもしれないし、100回目かもしれない。100回目だったら当然審査も厳しくなってるし、飽きているかもしれない。なんなら、すでに他の人の案で決定しているかも…」

 

同じようなことでかなりの回数をこなしていくと、次第に慣れてきて決まったリアクションになってきたり、疲れが溜まってはじめの頃よりも前向きになれなかったりします。本人はそのつもりがなくても、繰り返し同じ作業をするのは大変でストレスも溜まる。そんなタイミングで、私が普通に提案をしても、よっぽど突き抜けたアイデアでない限り、「はい、分かりました…」程度の反応になります。だから私は、相手が数をこなしていると分かった場合、「この感じの提案は初めてだな♪」「あれ?いつもと違う」と思われるようにしています。初めてのことは、新鮮な印象で前向きに捉えられるからです。いつものやりとりの引き出しで相手が対応できないような提案ができたら、それだけでバッチリです。

 

 

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