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マルチタスクをこなす達人?

 

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 少し前に、店員さんが卓上で焼いてくれるタイプのもんじゃ焼き屋さんに行きました。私を含めて5組ほどのお客さんを1人で相手。それぞれの卓の焼き具合を頭に描きながら、ふと入ってくる注文を受け、ドリンクを作り、調理場で出来上がった料理を運びます。何度か鳴った電話の対応もしていて、この人はマルチタスクの達人だなと感心して見ていました。

 

仕事にもよりますが、予定していることを予定通りにやるのなんて極めて稀で、急に入ってきたり、同時進行を求められるのが大概だと思います。そこで、マルチタスクをこなすスキルが求められるわけですが、できないとはじめから諦めてしまう人が多い印象です。確かに同時にこなせない内容やボリュームもあります。ただ、その店員さんもそうですが、すべてを自分で対応すると捉えてはいません。実際には接客中の電話対応は他の人に頼んだりと、1人で対応できないことが重なれば協力を求めます。すべてを把握して、自分ができる限りの対応をする。だから、何が起きても何1つ滞らない。急な依頼や同時進行が苦手な人は、まず相手の都合に合わせて進めるように意識してみると、ほんの少し考え方が変わるかもしれません。

 

 

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