
あなたはバスの運転手。定刻になったので出発しようとしたら、「あっ乗りまーす」と走ってくるお客さんがくる。そなったらきっと、その人を待って出発します。続けてもう一人来ても、そこまでは待つかもしれません。でも、さらにもう一人来たら皆さんはどうしますか?その人を待てばバスのダイヤが乱れてしまいますし、何より待っているお客さんに迷惑が掛かります。
私もそうでしたが、頼まれ続けることをどこかで仕切るのは難しいもので、苦手な人も多いのではないでしょうか。ただ、どこかで仕切らないと、自分では責任を負えない状態に陥ってしまいます。前もって依頼してくれていた人の仕事を、ギリギリで依頼した人の仕事のせいで遅らせてしまうなんて言語道断。もし、受け入れるのだとしたら、他人に迷惑を掛けず、なおかつ全てにきちんと対応しなければなりません。それができれば問題ありませんが、できないのだとしたら、どこかで仕切らなければいけない。「そこを何とかお願いします!」なんて言われてしまうと、ついつい対応してあげたくなってしまいますが、もし絶対にやりきると少しでも思えないのなら、相手のために断ることも必要です。