デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

想像ではなく事実で納得?

 

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 私はプレゼンが決して得意ではないんですが、昨年ある場でプレゼンをしたとき、私の提案が多くの人に受け入れられました。その理由は、他の人たちが想像で話していたのに対して、私は事実を織り交ぜながら話したからです。

 

「こうすればきっとこう思ってもらえるので…」ではなく、「こうしたらこう思ってもらえたことが以前ありまして…」としたわけです。本当にあったことなので、プレゼンを聞いていた人は「そうなのかぁ」となりました。「…だから、私はこの提案をします!」としたデザインは、強い説得力を持っていたのだと思います。そんなふうに、最近は事実がそこに含まれていることを重視しています。全てが想像だと「それはあなたの仮説でしょう?」となってしまうからです。もちろん、事実と想像を混在させて、想像のことも事実のように伝えるのはNGですが、「ここは事実です!」と伝えるのはOK。提案相手に絶対的な信頼を勝ち取っているようであれば話は別ですが、きっとそんなことはほとんどないはず。もし自分の提案がなかなか刺さらないなと思ったら、事実を伝えることを意識してみると反応が変わるかもしれません。

 

 

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