デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

産みの楽しみ?

 

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 デザインの仕事をしていると、周りから「毎回いろんなデザインを考えるのは大変でしょ?」と、産みの苦しみを心配されたりします。もちろん、限られた時間の中で常に100点の回答を出すのは難しいことですが、私はデザインを考えるのが苦しいと思ったことは一度もありません。

 

滅多にありませんが、本当に光る(と自分では思える)デザインやアイデアに出会えることがあります。そんなデザインやアイデアに出会えたときの感覚が格別で、それまでの苦労は一瞬で飛んでしまいます。その感覚が忘れられないので、たとえ今厳しい状況に陥っていても、それを苦しいとは思わなくなりました。だから、もし今、つくり出さなければいけない目の前のことが苦しいと感じている人がいたら、まだ自分が納得できる素晴らしいモノに出会えていないだけだと考えてみてはいかがでしょうか。嬉しいことが待っていると思ったら、少しは楽になるはずです。魚釣りに行って釣れなくても楽しんで来れる人は、釣り上げたときの喜びを知っているから。その感覚はいつかきっと味わうことができます。他にも苦しい時を乗り切る方法はたくさんあると思うので、そんなふうに思ったときは、周囲の先輩や上司に教えてもらうのがオススメです。

 

 

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