デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

代わりはいないけど別の人でもいい?

 

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 ある程度いろんなことを任されていて、組織の中で自分だけが対応できることがあったりすると、「自分の代わりはいない」と思ってしまいます。私もそう思いますし、実際に全く同じようにできる人はいないでしょう。でも、全く同じようにできる人である必要もありません。

 

よく「代わりはいくらでもいると思いなさい!」なんて言われたりしますが、正確には「全く同じ人はいないけど、代われる人はいくらでもいる」です。もし、本当に自分にしかできないことがあったとしても、その通りにできる必要がないし、なんならそれ以上にできる人がいるわけです。テレビなどを見ていれば、誰かが抜けても何事もなかったように別の人がそこに代わっていますよね。そこで周囲が「以前の人の方が…」と思うことも無いとは言えませんが、代わった人できちんと成立するようにはなっています。不安を煽るつもりは全くありませんが、良い意味での危機感を常に持ち続けるのも大事だと思っています。とって代わられない環境にいると、今より進化しないといけない!という意識が必ず薄れていきます。なかなか自分でお尻を叩けない人がいたら、簡単にとって代わられる環境に飛びこんでみてはいかがでしょう。

 

 

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