似ているものは並べない?

自分たちや同じ業界の人から見れば1つ1つ全く違うものでも、外から見れば、どれも同じとは言わないまでも、似たり寄ったりに見えてしまうことがあります。似たような(似たように見えてしまう)ものが並んでいると、違いを探すのに疲れてしまうし、飽きてしまうし、選ぶことができません。
お店で微妙な違いがある商品をたくさん揃えているのは専門店だけで、一般的なお店には、誰が見ても違うものが並べられています。身近なところで言うと、ウーロン茶ならメーカー品とプライベートブランド品の2種類ぐらい。いろんなメーカーのウーロン茶は揃えていません。ただ、ペットボトル飲料は自分の好みのブランドがあったり、メーカーから頼まれて店側が置くなど、様々な理由から似ているものが複数並ぶこともあるのでちょっと例外。一番分かりやすいのは自動販売機でしょうか。重複するものは基本的に並んでいないはずです。もし、自分たちのことをよく知らない人が自分たちのもとを訪問してくれたとき、そこに並べるべきなのは、それぞれが似ていないもの。似ているものを並べると、違いを探すのが大変で見ていて疲れてしまいます。