デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

大切にしていることを雑に扱わない?

 

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 あるラジオで、ラッパーの歌をただのダジャレと茶化したり、「こう聞こえる(笑)」とふざけたりしていました。もちろんバラエティーであって、そのラップが好きでリスペクトがあってのイジりではありましたが、ゲストに来ていたアーティストが、「歌詞に心血注いでいる人に対して、歌詞を茶化しちゃダメですよ!」と軽くツッコんでいたのがとても印象的でした。

 

その人が大事にしていることを茶化したり、雑に扱ってはいけない。私はデザインの仕事をしていますが、似た感じで扱われることはこれまで何度もありました。「なんかこうデザインっぽくしてよ!」「デザインした感じになってればいいから!」悪気なく言っていることだと分かっても、私が人生をかけてやってきていることを適当にされてしまうと、どこか悲しい気持ちになってしまいます。カメラマンにとっての写真。カメラマンに対して写真自体は大事に扱っていたとしても、光の加減や撮り方など細かなポイントを「適当で!」なんて雑に扱ってしまうこともあります。一緒に仕事をする人同士であれば、その人が大事にしていることをきちんと知って、こちらも大事に扱うことが必要だと思っています。

 

 

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