デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

魅力を浸透させるのは難しい?

 

f:id:kazuhotel:20200311210345j:plain

 

 この前、あるデザイン関係の会社で働いている方から、募集をかけてもほとんど応募がなかったという話を聞きました。その会社は、デザインに携わっている人やデザイナーを志す学生なら聞いたことのある会社。著名なデザイナーも在籍していて、その方個人で十数万人もフォロワーがいるようなところです。一般的な募集に加えて、SNSでの情報発信もしたそうですが、それでも難しかったという話でした。

 

仕事の内容を聞く限り、もし私が20代で独り身だったらぜひ応募したいと思うもの。だから、今そのぐらいの年齢の人だったら、きっと応募するだろうと私も不思議に思ったのですが、現実は厳しいようでした。その理由について、私の勝手な見解では、魅力を伝えきれていないのではないかと考えました。それまでは、広く知らせられていない、対象者に伝えきれていないことが、応募が少ない原因だと考えましたが、この話では情報自体は広く伝わっているのに応募が少ないという結果になっています。つまり、伝わっていないということです。難しいのは百も承知ですが、これから考えていくべきことは、伝える数ではなく伝え方なのだとあらためて認識できました。

 

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain