何がしたいか考える?

大まかな情報を渡されて資料を作ってほしい!と言われる。そのときに、渡された情報を整えてきれいにまとめた資料を作る人と、他にこういう情報を載せたらどうでしょう?ここに関する情報は他にありませんか?と提案する人がいます。前者は資料を作ることが目的になっている人で、後者はその資料を作る目的を理解して行動する人です。
「何がしたいのかを考えなさい」と若い頃はよく言われ、頭がわるいながらもそうすることを続けてきたおかげで、私の今があると思っています。私もまだまだ未熟ですが、それができない人は意外と多い印象です。指示通りにはできても、指示以外のことができない…。結果的に、任される仕事が限られてくることになってしまいます。「余計なことをして怒られたくない」といった心理が働く人もいるかもしれませんし、「指示以外のことをやってはいけない」といった立場や環境もあるかもしれません。それでも、考えることをせずに仕事をしていると、気付いたときには必要とされなくなってしまう場合もあります。ほんの少しでも今自分がやっていることの目的を考え、その目的に沿った対応ができているかをチェックしてみてはいかがでしょう。