デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

シミュレーションしてから実践?

 

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 ある女性タレントさんは、テレビ収録の前に何度もシミュレーションをすると聞きました。「この質問が来たら…」「答える時間が3秒しかなかったら…」「話を振ってもらえなかったら…」と、友達に協力してもらって、できる限りリアルな状況で、自分では思い付かないことも洗い出して、シミュレーションを繰り返す。それでも、上手くいくことはほとんど無いと言っていました。

 

シミュレーションをすると、リスクマネージメントだけではなく、柔軟に対応できるアドリブ力、予期せぬ幸運が起きたときにそれを逃さない瞬発力など、実践で役立つ能力が身につくメリットがあります。私の仕事でも特に重要で、様々な利用者を想定してシミュレーションをします。ただ、誰を相手にするかが予め分かっていれば、その人を想定してできますが、利用者が不特定多数の場合は、何となくのイメージでシミュレーションしてしまいがち。それでは意味がないので、そんなときはペルソナ(個人が特定できるぐらい細かな人物像)を作って、その人に対してシミュレーションを行います。これをやって、わるい方向に転ぶことはまずないので、何としてでも成功させたい!ってときは、ぜひやってみてください。

 

 

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