デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

レッドオーシャンに挑む?

 

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 競争の激しい市場に飛び込むよりも、まだライバルの少ない市場のほうが勝算が見込めるのは確かです。後者を選んだ方がきっと結果も得られやすい。もちろん会社だったりすれば、少しでも可能性のある方に力を注ぐべきだと思います。それでも、私は競争の激しい方に飛び込むことも必要だと考えています。…というか、やりたいことがあれば、そこがレッドオーシャンであろうとブルーオーシャンであろうとあまり関係ありません。

 

私はデザインの仕事を選びました。デザインを仕事にしたい人は山ほどいるし、素晴らしいデザイナーさんも山ほどいます。だからと言って、競争の少ない近い職種にしようとは思いませんでした。当然、そこで生き残れる自信があったわけではありませんが、飛び込んでみて、難しいことを実感して、あらためてどうしなければいけないかを考えた結果、今はどうにかその中で生きています。飛び込まなければ、きっとどうすれば良いかも分からなかったと思います。私の夢は、いつか満足できる椅子をつくること。それを誰かに使ってもらうことですが、数多ある素晴らしい椅子たちの中で、自分がつくった椅子が選ばれるなんて可能性は0に近い。それでも、そこに挑むつもりです。

 

 

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