デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

目の前に何かあれば文句を言える?

 

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 「考えるのが苦手」と口にする人でも、目の前に何か出てきたら、それに対して意見を言います。簡単なのは、文句を言ったりダメ出しすること。同じように、それの良いところを挙げるのも、たくさんは出てこないかもしれませんが、2つ3つならきっと出せます。ダメ出しも褒めるのも、考える行為。…ということは、目の前に何か用意すれば良いわけです。

 

考えるのが苦手だった私が、若い頃に取り組んでいたは、電車に乗ったときに広告を1つ選んで、それにイチャモンをつけること。「このキャッチコピーはあんまり良くないんじゃない…」「これじゃあ買ってみようとは思わないよ!」これくらいなら意見が出せますよね。ただ、そこにプラスして、「この表現は良いなぁ」など良い点を挙げたり、さらに、ダメ出しした内容に代わる案を自分で考えるわけです。この練習は、何もない状態で考えるより意見が出しやすく、自分がこの先考えることを克服していきたい・伸ばしていきたい人にとってピッタリ。これを少なからず続けてみると、ダメだと感じたことや良いと思えたことが蓄積されて、考えるためのストックが増えていきます。

 

 

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