デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

選択肢を減らす?

 

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「こんなものが欲しい♪」とネットで調べれば、数限りなく商品が見つかります。たくさんの選択肢の中から自由に選べることは確かに恵まれた環境ですが、良い面ばかりではありません。私たちは選択肢が多すぎるとストレスを感じるからです。風通しのよい会社や自由に発言できる場といった求められている環境でも、それをストレスに感じてしまうこともある。

 

自由には、自身で取捨選択をしながら進んでいかなければならないという圧力があります。それを心地よく感じる人や、負荷と感じつつもそれをエネルギーに変えられる人がいる反面、面倒だと感じたり、押しつぶされそうになってしまう人もいる。ある程度、制限をかけられたり、管理された方が、リラックスして力を発揮できる人もいます。私の個人的な印象では、自由を与えられた方が行動が起こす人は少ない。一方で、特定の条件下で何かを求めた場合の方が、行動を起こす人が若干多いように思います。具体的な課題に対しては意見がでるものの、漠然とした課題に対してはあまり出ない感じ。目の前の選択肢が多すぎる場合、私はあえて制限をかけて減らすようにしています。時と場合によりますが、その方がパフォーマンスがあがるケースもあるかもしれません。

 

 

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